【体験談】人がマイラーになる瞬間とは? 突然の出会いってありますよね?
こんにちは、ゴマシソです。
昨日ブログを始めたばかりですがテンション上がっちゃって早速連投です!
ブログタイトルもブレまくり、変更しまくりです。
今回は「人はどういったタイミングでマイラーとなるのか?」というお話しです。
先日、マイラー活動に興味を持ってもらえるかなと思っていろんな人に「ちょっとドイツまでリモワ買いに行ってくるわ」という話しを何人かにしたところ、基本的にはアタマのオカシイ人だと思われてしまいました。
ちょっとドイツまで行ってきました。フランクフルト空港にて
その時のレポート記事はこちらです。
話した中でもちゃんと「え、それってどういうコト?」と狙い通りの反応を得られた方に向けてメールで方法を解説してみたものの、結局複雑になってしまいました。で、結局まだ活動開始していない模様。
私もそうでしたが、マイラー活動を始められる人というのは、最初にマイルとか航空会社のステータスとか興味を持ってくれるかどうか次第です。
「興味があるがやらない」という方は基本的には興味の無い人という枠に入ります。ので、いくら説明しても無駄です。経験上。
とっとかかりさえあれば、人は勝手に調べまくりますしね。
ただ、残念ながら私の知り合いの中にでガチマイラーにまで育った方はいません。
先輩マイラーのブログを読むと、あまりのきらびやかな世界に現実離れを感じ、自分ごと化が難しい方もいるかもしれません。私も若干気後れしましたもの。
私が神とあがめる「マイルをためてファーストクラスで毎年ハワイ」を連呼する超有名ブログを読んでも、去年の今頃は「そんなわけあるかーい(うらやましい)」でした。
ので、修行中だった去年はなるべく発言を控え、マイラーとして恥ずかしくないステータスを得た今だからこそ発信していこうと思います。
だって、実体験ですもの!
ということで、誰も知りたくないかもしれませんが私がこのマイラーの世界に飛び込んだきっかけの地味な事件から紹介します。
「ちょっと!そっちはビジネスクラスのカウンターよ!」
時は2017年、昨年の1月でした。
仕事でシンガポールに行って2泊、その後バンコクに1泊して日本に帰るという旅程でした。
諸々すっ飛ばしますがシンガポール→バンコクはシンガポール航空(SQ)で同僚と同じ便。チケットは二人とも、もちろんエコノミー。
若干混雑していたチャンギ空港。
同僚の彼はシンガポール航空のビジネスクラスカウンターへ向かうではないですか!
「ちょっと!そっちはビジネスクラスのカウンターよ!」と言っても聞きません。
「大丈夫っすよ、コレありますから」
そうです、彼はSFC(スーパーフライヤーズカード)を持っていたのです!
彼の券面はブールの一般カードでしたが、SFCであることには違いありません。
当時はその威力も知らず「世の中には便利なモンがあるんだなぁ。。。」とノンキに考えていたものです。
「え、ラウンジって?」
その後、私は広いチャンギ空港内を余さず体験しようと思って物色。
しかし彼は、「ラウンジ行ってるんでぐるっと回ってきたら連絡くださいよ、迎えに行くんで」と。
その時の私は「え、ラウンジって?あぁ、あのゴールドカードとかで入れるヤツでしょ。どうせ自分もゴールドくらいなら持ってるからたまに行くけど、人多いわ、たいして快適でもないわだし、まぁいっか。。。」と今の私からブン殴られそうなことを考えていました。
航空会社の上級会員システムを知らないとこういうことになっちゃうんですね。
今ではANA SUITE LOUNGEで出発前にシャンパンでまったり(朝っぱらから)
結局彼とは合流せず、空港内の免税店を、特に買うモノも無くブラブラと。恐らく彼はシンガポール航空のシルバークリスラウンジあたりに行っていたんでしょう。。。
通常、ラウンジには同行者1名も入れるのでせっかくの機会を逃していました。
カードラウンジとは違い、航空会社の所有するラウンジは基本的にアルコールも飲み放題、食事も食べ放題です。
まぁ、そんな下品な食べ方する方はあまり見かけません。
サービスも自社の上級会員を逃がさぬ為にと上質なこと間違いありません。
なんてことをはまだ知らぬ身。
彼の行動に疑問に抱きつつバンコクへ。
晩飯のタイ料理を同僚と一緒に食べつつ「ちょっとさっきの空港の時のこと詳しく聞かせてよ」と。
ハイ!コレです。
バックリ食い付きます。
ここで一歩踏み込んでいけるかどうかがマイラーへの分かれ道。恐らく若干複雑な仕組みを愛することができるかどうか。調べることを愛せるかどうか。
で、聞けば聞くほどに今まで自分が空港で過ごしていたあの肩身の狭い感じはなんだったんだと。どれだけ虐げられていたのかと。航空業界は露骨な階級社会だったのだと。。。
余談ですが、かつてお仕事でアメリカやらにちょくちょく行っていました。会社が押さえてくれた便なのでマイルなんて無関心。カウンターでもあまりの無関心さにユナイテッドのスタッフさんがもったいなすぎると無理矢理マイレージカードを作ってくれたほど。
あの日々に戻って自分に説教してあげたい、いや説いてあげたい、さすれば少しばかりは人生が変わっていたはず。。。
そうです、これが!
針まで飲み込んでる状態。
異常なまでに食いついて若干迷惑するくらい聞いてました。
現在では飛行機に乗るときにヒラの状態で乗るなんて考えられません。
なぜなら私は、その時の往路、羽田→シンガポール便で、微妙に貯まっていたマイルをアップグレードに使い、ビジネスクラスとANAラウンジを初体験したばかりだったのです。
なんだこの優遇っぷりは!CAさんが挨拶に来る!えっウェルカムドリンク?フルフラット!夜食にラーメン!(コレはYでもあった気が) なんか降機してからも諸々早い!
その時にもらったANAのペラッペラのアメニティ袋を、それはそれは大切に使っていました。
結構絶妙なサイズで便利に使ってます。まぁ、今では余ってます。
ちなみに同僚の彼はガチガチのマイラーというわけでもなく、修行すること無く仕事でSFCになっちゃったタイプの生粋の空マイラーです。
なので、それほど詳しいわけではなかったのですが、とりあえずこのSFCカードがあればチェックインはビジネスクラスで行列知らず、制限エリア内も時間が余ればラウンジでまったりできる、座席も良いところが取れやすいと言うことを知りました。
「じゃ、そのカードどうしたら作れるの!?」
って普通そうなりますよね。
彼の口からは「とりあえずANAに乗りまくってプレミアムポイントってのを1年間に5万ポイントためるんですよ」と。
まぁ、チンプンカンプンですよ。。。
マイルのシステムも全然わかってないド素人にはハードルが高すぎます。
しかし!
しかしですよ!
専門用語というのはとても便利なもので、ある特定の目的を持った者同士なら面倒な言い回しがいらなくなるというメリットがあります。
例えば、
「この2TBのHDDをSSDに換装して起動ディスクにすれば体感で50%くらい速くなる。ついでにグラボも1個上のNvidiaの1080にした方がよりストレスが無くなるかも」
パソコンをいじらない方にはなんのこっちゃという単語の羅列です。
ちなみにこれ、英語になっても同じで日常会話よりも専門用語が出まくる業界トークはむしろ理解が早いんですね。
そしてマイラーへ・・・
帰国後、猛烈な勢いでマイラーブログを読みあさり、空マイラー・陸マイラーとして生きて行くことを硬く決意。
その後、今までめんどくさがってやっていなかった出張の手配も全部自分で行うことで空マイルも効率良く取りに。それまで私はフライトもホテルも手配は全部人任せでした。
今考えると、あまりにももったいなかった。。。出張でアメリカとか結構行ったなぁ。。。
しかし時はまだ1月。
次の出張のタイミングを見計らっていました。
そして、5万プレミアムポイントを目指す旅が始まったのでした。
もはや飛行機に乗るとホッとする始末
結果からするとその年は仕事で飛ぶことが多く、海外・国内あわせて30フライト強、プラチナはおろかダイヤにまで到達してしまいました!
もちろんSFCも速攻で発行!
これまで、フライトで稼いだ空マイルは10万マイルほど。
加えて、ポイントサイト等で20万マイルほど。
先日のドイツ旅行でビジネスクラスの往復で95,000マイル消費しました。
正規料金だと往復50万円程度ですね。
確かにそれだけかけて「ちょっとドイツまでリモワ買いに行ってくるわ」は正気の沙汰じゃありませんw
しかし、私のANAマイル口座には、まだ20万マイル以上あります。
先達の方々にはお恥ずかしいですが、今現在こんな感じです
現在では、ポイントサイトでせっせとマイルを稼ぎ、特典航空券で旅をする、どこに出しても恥ずかしくないガチガチのマイラーです!
そして、私がここまで来たのはたった1年です。
皆さんも、始めるのに遅いことはありません!
やってなかったことを後悔しないためにも今すぐ始めましょう!
ということで、まずはポイントサイトへの登録が必須!
私がお世話になっているのは下記の2サイトです。
みなさんのきっかけって何でした?
良ければ教えてください!